About Keeping Blance
水分バランスのおはなし
身体を流れる水ーリンパ
リンパは身体じゅうをめぐる下水道
リンパは身体中に網の目(ネット)のようにめぐっています。
まるで、
頭の先から足の先まで、全身、細かい網の目(ネット状)の
タイツをかぶっている感じです。
このネット状のタイツは
皮膚の下0.3mmくらいの位置にあります。
ネット状になるのは、水分と老廃物や雑菌、働きを終えた細胞などを回収して、身体の外に出すための運搬ルートだから。
毛細血管のような細い管がくっつきあっているため、
ネット状になります。
リンパは、身体の中で絶えず入ってくる水分や雑菌、新陳代謝で出た老廃物など必要ないものを分けて、リンパの管と静脈に運ばせて身体の外に出そうとする働きが特徴です。
そのため、酸素や栄養素を運ぶ血液(動脈)が上水道、
余分な水分と汚れを運ぶリンパは下水道と例えられることも。
余分な水を運ぶのは、静脈も同じですが、
リンパと管の太さが違うので、
吸収できるもののサイズや種類が違うのが
ポイントです。
リンパのほうが静脈よりも管が太いので、
より大きいサイズを吸収することができます。
最近では、
リンパの回収、運搬する働きが
静脈よりも活発ではないかとも医学的にも
いわれ、
リンパの働きに注目が集まっています!
リンパは、自律神経の一つ副交感神経とつながった
平滑筋でできているので、
副交感神経が優位のときによく働きます。
むくんだ脚が
「ひと晩寝て翌朝、目が覚めたらむくみが取れた!」
というのは、眠っている間は副交感神経が優位になるので、
リンパがちゃんと働いてくれた証拠。
(睡眠って大事です!)
リンパが元気だと、余分な水分や汚れなど
要らないものをスムーズに運び、身体の外へ出してくれます。
(同時に自律神経のバランスも大事になってきますね
ボッダー式マニュアル・リンパドレナージは自律神経のバランスも調えてくれる面もあるんです)。
シンクや洗面台の下水管を想像してみてください。
流れのよい下水管なら、水もどんどん流れていきます。
下水道の流れが悪いと……
シンクに水が溜まって、いずれあふれます。
身体に置き換えると、
排出されない水は皮膚下にたまり、
〈むくみ〉の原因に。
むくみは新陳代謝を妨げ、
排出されない老廃物や雑菌などは
いずれ病を招きます。
つまり、
「健康」と「キレイ」から
あなたを遠ざけることに……
でも、
下水道の詰まりはドレナージで解消できます!
リンパは汚れた水の浄化槽
リンパのもうひとつの働きが、
回収した汚れた水の濾過(ろか)です
「濾過(ろか)」のイメージは、
コーヒーをフィルターで淹れる感じです。
お湯がコーヒーの粉を濾して落ちた液体は、ピュアなコーヒー液に。
身体に置き換えると、
水分の汚れを濾すフィルターの働きが、
リンパ節という器官。
身体の中には、リンパの管にリンパ節という袋にも似た形がいくつもくっついています。
(全身でその数600~700個ともいわれ)
このリンパ節が身体を流れる水を濾過(ろか)して、キレイな水に変えてくれます
身体の中の汚れた水は、リンパが吸収して、
流れていく先々にあるリンパ節で
老廃物や雑菌、死んだ細胞などを
濾されていきます。
(老廃物や雑菌、死んだ細胞などは、
フィルターに入れたコーヒーの粉にあたります。
コーヒーポットに溜まるのは、
ピュアなコーヒーのように、
身体に残るのは、キレイに浄化された水です)
最終的にキレイになった水は、静脈に入ります。
そのあと、静脈から身体の奥深くにある臓器に
運ばれ、さらに濾過されて、
最終的に尿や便となって排出されたり、
汗腺から汗となって出ます。
ドレナージは、この働きによる
身体のキレイな水づくりをサポートします
ボッダー式マニュアル・リンパドレナージは、
マッサージのような圧もなく
皮膚すぐ下のリンパだけを活性化して、
身体の水の流れだけをよくします
さらに汚れた水をキレイにする働きも助け、
身体の外へ出す力を底上げしてくれます
余分な水分と汚れは身体の外へ
必要な水分は残す
この調整をサポートしてくれるので、
潤いのあるお身体に
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ドレナージで
めぐりのよいお身体になりましょう