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執筆者の写真mizunowa

朋有り遠方より来る、また楽しからずや


とても

とても

久しぶりの文章です


長いこと音信不通にしていました

このコロナ禍の中で、

人生において、

個人的なことですが、

とても大きな衝撃が起こり、

あまりのショックで、

口をつぐみ、目を瞑り顔を俯かせ、膝を抱え、

外界との双方向の繋がりを

できる限り最小限にしていました


そして

コロナ禍の2回目の春が巡ってきて、

4月を越えて、

ようやく、

リアルに他人と会って話すことができました


それが

『朋有り遠方より来る、また楽しからずや』です


彼女は、その昔一緒に仕事をした仲間でした


お互い、その仕事を離れ、

その後は年始の挨拶状を交わす程度

ネットやメール、SNSで繋がってるわけでもない、

とてもアナログで、

細々と薄くつながっているような感じでした


が、なんのご縁か、

その彼女の方から連絡をくれて、

メンタル的にもフィジカル的にも籠もっていた私を、

このタイミングで

外に連れ出してくれました




最後に会ったのは、いつだろう?

お互い、互いに見分けがつくだろうか?と

少々の心配をうっすらと抱えながら

(マスクをしていることもあり顔がわからないのではないか?ということも心配に思っていた一つ)、

待ち合わせ場所へ向かいました


それでも、見つけれられるというもの

佇まいに変わりはなく、私は彼女を

後ろ姿で見分けがつきました(笑)


最後に会ってから6〜8年は経ち、

その間に、互いに、

よくもわるくも人生を一変させるような、

生き方を変えらざるを得ないようなことが

さまざまに起こりました


彼女はその間に東京を離れ、

山間に暮らしに拠点を変え、

ライフスタイルも、一緒に仕事をしていたころとは

まったく違うものになっていました

(そして当時の仕事とは、異なる仕事をしている、もちろん)


一緒に仕事をしていた頃が、

はるか昔に思えながら、

それでも昨日のようにも蘇る

・・・不思議なものです


6〜8年という時間の量は、

そういう内容の時間なんだ、としみじみ思いました


そしてこの再会は、また

私たちに新たな出会いを運んでくれたようにも感じました

・・・というのも、奇しくも

私たちは、似たような同じようなフィールドに携わっていたことが

話をしながら、判ったのです


面白いものですね、

人とのご縁とは


クルクルと回りながら

その円は螺旋を描いています

同じ場所をぐるぐる回っているのではなく、

ちょっとずつ高度を変えながら、

まさに螺旋のように回っているので、

同じ景色は見えません


彼女との再会はそんなイメージでした





そしてまた今日、彼女から手紙が届きました


またきっと再会するであろう

でも会えなくても、

ゆるく続くであろう彼女とのご縁に

感謝するのです


どうもありがとう


そして同時に、

このコミュニケーションツールが発達したご時世で、

ネットもメールもSNSも使わずに、

それでも

つながっていることを確固と感じられるのが、

なんとも不思議です


また次に会うことがあったのならば、

私たちはまた互いの近況から話すのでしょう

だって、SNSで相互フォローをしようがないので、

知りようがないのだから(笑)



















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