前回からの続き です
そもそも「苦手なことをやってみよう」と思って、
チャレンジした数年
やってみて、「本当に苦手だった」ということがわかったこと(笑)、
そして「克服できるようなことではない」とわかったこと(笑)、
でも、わかったとしても、
こうした業務を、
私と違いスラスラと何の苦もなくスムーズにできる人たちを、
やっぱり憧れを持って見てしまう自分がいます
羨ましく思ってしまう自分がいます
正直、
もしかしら次、やったらできるんじゃないの?と思ってしまう自分もいます(笑)
(往生際が悪い💧)
でもモゥこんな「苦手なことにチャレンジしよう」という無謀なことはやりません
やるとしても、もっと小さいことにします(笑)
だって人生の残り時間は、
20代、30代の頃とは違って、
残っている時間の方が少ないですから(笑)
(このまま健康で、事故や災害もなく生きていったら、、という条件付きで)
では、
私の無謀なチャレンジはやってみて無駄だった?
・・・という問いこそが、私にとっては無駄(笑)、
無駄ではないと断言するのが人生ですから
総合案内をしていた勤務先で、『傾聴』を学ぶキッカケを得て、
人生で、泥沼のように落ちて落ちて落ち込んだおかげで、
「対人援助」というキーワードにめぐり合って、
「グリーフ」を手繰り寄せ、
それらが寄り合い、重なり合って、今、私の目の前にある
そして何よりも、
あのまま「得意」としているフィールに居たら、
きっと会えなかったタイプの人たちに
たくさん、たくさん会いました、ご一緒させてもらいました
彼ら、彼女らは、
私に新しい「常識」を教えてくれました
新しい「ものの見方」を示してくれました
「あぁ、そういう風に受け取るのね」
「こういう見方もあるんだ〜」
「そ、そういう対応!?」
「え?それでいいんだ!?」
・・・みたいな(^◇^;)?
こうした意外な価値観や見方の善し悪しや好みといった
私個人の判断、ジャッジは
さておき
私は、以前居たフィールドでは、
どう転んでもめぐり合わなかったものです
たくさんたくさんたくさんたくさん
教えてもらいました
気づかせてくれました
もちろんイヤな思いもたくさんしました
困らされたこともたくさんありました
悩んで落ち込んで、ムカついて、毒というか悪口なんてたくさん吐きました(笑)
それも含めて、
本当に多くのことを教えてもらったように思います
『世の中は、本当に本当に本当に、いろんな人だらけ』💧
と心底納得できました
そして、もう一つ、
「社会の一般常識」を学びました(笑)
大学卒業後、
マスコミ業界の端くれで、
年がら年中、雑誌や書籍を作っていた
数十年間、
付き合う人のタイプは限られ、
無趣味で生きていたところが多く、
一般常識なんて蹴散らして「知るかよ!」って
阿呆みたいに息巻いて生きてたので、
ここでようやく「社会の常識」「大人の事情」というヤツを
身を以て理解しました(笑)
これも大きな収穫💧
(今更ですけど)
20、30代、仕事の関係もあってよく旅行をしていました
休みは一人旅をよくしてました
国内はもちろんいろんな国へ行かせてもらい、行きました
そこでももちろん
『いろんな人がいるな、いろんな場所があるな、いろんな価値観があるな』と
心底
カルチャーショックを受けたり、
価値観の違い、ものの捉え方の違い、その表現の違い
(言葉が違うので表現の仕方もなんか違う)を目の当たりにして、
驚いたものでしたが、
この数年間は、国内、しかも自分が住んでいるエリアという狭い範囲で
出会ったこと、出会った人なのに、
他国を旅行しているのと同じくらい、
あるいはそれ以上に、
驚きと恐怖と歓びと哀しみがありました
あーびっくり★
同じ日本人なのに、なんで?って思うようなこと、
同じ日本語話してるのに?どうして?って思うようなこと、
海外に行かなくてもいいじゃん★って思うほどでした
じゅうぶんジャーニー(旅)だよ(笑)
だから、
この数年間を経験する前の「私」より、
「経験した私」の方が、断然いいね! と思えます(笑)、
自画自賛だけど💧
身体もメンタルもそれなりに壊れたけど、
ひどく辛かったけど、
でも楽しかったね、
いい経験させてもらったね、
ありがとうね
と、
あの場所で会った人たちに、環境に、
お礼を言いたいかも
そして数年前の私に・・・
「苦手なことにチャレンジする」という思いつきは、
悪くはなかったけど、
今思うと、
傲慢きわまりないよ、あんた(笑)
「これまでのキャリアにあぐらをかきたくない」トカ
「謙虚さを失うのではないか怖い」トカ
一見、謙虚そうに聞こえるけど、
「なんでもできるはず」「苦手なことでもできるはず」っていう思いが
なんか慢心みたいなものあったよね、少なからず
自分自身の買いかぶり、勘違いも甚だしい、
単なる「傲慢」💧
やってみても、どう頑張っても
世の中には自分にできないことがある
自分の力など小さいものであること、
自分なりにできることはあるかもしれないけど、
時として場合によっては無力であること、
だから、
人に助けを借りないとならないし、
人と寄り合っていかないとできない
んだよね、
・・・・それがわかっただけでも
この数年間は、
やっぱり無駄じゃなかったね
(でもやっぱり、
もう数年前、せめて40代前半にトライしてれば、
残された時間も、もうちょっとあったのに・・・💦)
では、これからは
こっちの道でいきましょう