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  • 執筆者の写真mizunowa

Look Back〜振り返り、顧みる②


前回からの続き です

そもそも「苦手なことをやってみよう」と思って、

チャレンジした数年

やってみて、「本当に苦手だった」ということがわかったこと(笑)、

そして「克服できるようなことではない」とわかったこと(笑)、

でも、わかったとしても、

こうした業務を、

私と違いスラスラと何の苦もなくスムーズにできる人たちを、

やっぱり憧れを持って見てしまう自分がいます

羨ましく思ってしまう自分がいます

正直、

もしかしら次、やったらできるんじゃないの?と思ってしまう自分もいます(笑)

(往生際が悪い💧)

でもモゥこんな「苦手なことにチャレンジしよう」という無謀なことはやりません

やるとしても、もっと小さいことにします(笑)

だって人生の残り時間は、

20代、30代の頃とは違って、

残っている時間の方が少ないですから(笑)

(このまま健康で、事故や災害もなく生きていったら、、という条件付きで)

では、

私の無謀なチャレンジはやってみて無駄だった?

・・・という問いこそが、私にとっては無駄(笑)、

無駄ではないと断言するのが人生ですから

総合案内をしていた勤務先で、『傾聴』を学ぶキッカケを得て、

人生で、泥沼のように落ちて落ちて落ち込んだおかげで、

「対人援助」というキーワードにめぐり合って、

「グリーフ」を手繰り寄せ、

それらが寄り合い、重なり合って、今、私の目の前にある

そして何よりも、

あのまま「得意」としているフィールに居たら、

きっと会えなかったタイプの人たちに

たくさん、たくさん会いました、ご一緒させてもらいました

彼ら、彼女らは、

私に新しい「常識」を教えてくれました

新しい「ものの見方」を示してくれました

「あぁ、そういう風に受け取るのね」

「こういう見方もあるんだ〜」

「そ、そういう対応!?」

「え?それでいいんだ!?」

・・・みたいな(^◇^;)?

こうした意外な価値観や見方の善し悪しや好みといった

私個人の判断、ジャッジは 

さておき

私は、以前居たフィールドでは、

どう転んでもめぐり合わなかったものです

たくさんたくさんたくさんたくさん

教えてもらいました

気づかせてくれました

もちろんイヤな思いもたくさんしました

困らされたこともたくさんありました

悩んで落ち込んで、ムカついて、毒というか悪口なんてたくさん吐きました(笑)

それも含めて、

本当に多くのことを教えてもらったように思います

世の中は、本当に本当に本当に、いろんな人だらけ』💧

と心底納得できました

そして、もう一つ、

「社会の一般常識」を学びました(笑)

大学卒業後、

マスコミ業界の端くれで、

年がら年中、雑誌や書籍を作っていた

数十年間、

付き合う人のタイプは限られ、

無趣味で生きていたところが多く、

一般常識なんて蹴散らして「知るかよ!」って

阿呆みたいに息巻いて生きてたので、

ここでようやく「社会の常識」「大人の事情」というヤツを

身を以て理解しました(笑)

これも大きな収穫💧

(今更ですけど)

20、30代、仕事の関係もあってよく旅行をしていました

休みは一人旅をよくしてました

国内はもちろんいろんな国へ行かせてもらい、行きました

そこでももちろん

『いろんな人がいるな、いろんな場所があるな、いろんな価値観があるな』と

心底

カルチャーショックを受けたり、

価値観の違い、ものの捉え方の違い、その表現の違い

(言葉が違うので表現の仕方もなんか違う)を目の当たりにして、

驚いたものでしたが、

この数年間は、国内、しかも自分が住んでいるエリアという狭い範囲で

出会ったこと、出会った人なのに、

他国を旅行しているのと同じくらい、

あるいはそれ以上に、

驚きと恐怖と歓びと哀しみがありました

あーびっくり★

同じ日本人なのに、なんで?って思うようなこと、

同じ日本語話してるのに?どうして?って思うようなこと、

海外に行かなくてもいいじゃん★って思うほどでした

じゅうぶんジャーニー(旅)だよ(笑)

だから、

この数年間を経験する前の「私」より、

「経験した私」の方が、断然いいね! と思えます(笑)、

自画自賛だけど💧

身体もメンタルもそれなりに壊れたけど、

ひどく辛かったけど、

でも楽しかったね、

いい経験させてもらったね、

ありがとうね

と、

あの場所で会った人たちに、環境に、

お礼を言いたいかも

そして数年前の私に・・・

「苦手なことにチャレンジする」という思いつきは、

悪くはなかったけど、

今思うと、

傲慢きわまりないよ、あんた(笑)

「これまでのキャリアにあぐらをかきたくない」トカ

「謙虚さを失うのではないか怖い」トカ

一見、謙虚そうに聞こえるけど、

「なんでもできるはず」「苦手なことでもできるはず」っていう思いが

なんか慢心みたいなものあったよね、少なからず

自分自身の買いかぶり、勘違いも甚だしい、

単なる「傲慢」💧

やってみても、どう頑張っても

世の中には自分にできないことがある

自分の力など小さいものであること、

自分なりにできることはあるかもしれないけど、

時として場合によっては無力であること、

だから、

人に助けを借りないとならないし、

人と寄り合っていかないとできない

んだよね、

・・・・それがわかっただけでも

この数年間は、

やっぱり無駄じゃなかったね

(でもやっぱり、

もう数年前、せめて40代前半にトライしてれば、

残された時間も、もうちょっとあったのに・・・💦)

では、これからは

こっちの道でいきましょう

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